皆さんは確定申告お済ですか?
私実は、2019年度から個人事業主として青色申告の個人事業主でございます。
サラリーマン時代は給与その他、すべてガラス張りで何もしなくてもよかったのですが、今年始めて青色の確定申告をさせていただきました。昨年は普通に白色申告で行っておりましたので、まぁ、申告書自体はこういうものだということはわかっていたのですが、昨年初め65万円の所得控除を受けるために税務署様に個人事業主になります。青色申告します。とお伝えし、お約束通り今回申請をさせていただきました。
青色申告するためには
1、複式簿記による会計
2.帳簿の管理
3、請求書や領収書の管理
4、経費の整理
5、固定資産の償却(といっても新しく買った自動車ですが)
6、光熱費や通信の家事分担比率決定
などなど、いろいろ明確にしなければなりませんが、私の場合はネットでも有名なクラウドでデータ保存ができちゃったりする「やよいの青色申告オンライン」というソフトを導入することにして、1年間使ったお金や入ったお金を管理してきました。
パソコンにインストールしなくていいから便利だよ
ぴんと来なかったこと
1、銀行口座は個人の金も事業の売上、支払も混じっているので事業主貸、事業主借とかという概念
2、ほとんどがクレジットカード決済なので、未払金の処理
3、水道光熱費、通信費などの家事按分。入力するときに分ける?後で分ける?
などである。私の場合、仕入れがないので幾分ラクチンではあるが、毎日、毎月お金の流れと銀行口座残高は絶対に照合しピタッと合わさねばならない。そうしないと、後が大変。
サラリーマン時代は財務の人に怒られながらも伝票回しとけば処理してくれたが、ほんと大変なんですね。
早めに気づいてよかったこと
経理をやってる人は当たり前なんだろうけど、
1、銀行口座はできるだけ、個人と事業関連は分ける。そうすれば管理する口座は一つで済む。
2、できるだけクレジットカードも事業用と個人消費用は分ける。(なかなかそうはいかないけど)
3、水道光熱費や通信費など家じゅうで使っている場合は、按分をどうするかは「やよいの青色申告」なら後で決めても決算時ちゃんと按分してくれる。そのほうが、銀行口座からの支払金額を照合しやすい。
ここは、大きな事業をやっておられる場合は月々の実績をきちっと見る必要があるため、毎月きちんと按分した数字を使う必要があるだろう。
よかったこと
1、青色申告個人事業主をやりますと税務署に申請したため、税務署様が「こいつ素人やしちゃんと教えとかなあかんなぁ」とお思いなのか、無料で記帳指導をやってくれる。申し込めば、無料で講習が受けられる。
私の場合も、6月ころから最後の申告書作成まで、プロの税理士さんがついてくれた。
3回ほど、大きな会場に私のような方々を集めて、説明会。無償でいただいた会計ソフトを使っての記帳指導も含めて複式簿記の考え方を教えてくれる。
また、個別指導ということで税理士さんが自宅(事務所)に来てくださり、実際の帳簿の確認や記帳の方法を教えてくれる。地域によっても違うのかもしれないが、私の彦根税務署ではこのような対応をしてくれた。
大変助かりました。
E-TAXで申告
私の場合、申告は国税局のホームページからE-TAXで申告した。
メリットはいろいろあるが、なんといっても「早い、簡単、添付書類なし」さらに、来年度からは65万の控除を受けようとするとE-TAXが必須となるらしい。(あくまでもらしい)
手続きは事前に税務署に行ってIDとパスワードを取得するだけ。この時はマイナンバーカードでなくても免許書で行けた。
国税局というとやや敷居が高いように思うが、このホームページ大変よくできていて、私のような素人でも迷うことなく順番に入力すれば、完成する。
市販ソフトではまだマイナンバーカードとカードリーダーがないと申告できないようだ。
国税協ホームページで事前に準備するもの
1、年金等の源泉徴収票
2、奥様の源泉徴収票(扶養家族として扶養控除も受けたいし)
3、生命保険の支払い証明書(添付は必要ない)
4、医療費控除を申請する場合(10万円以上)はその書類(多分添付しなくていい)
5、その他給与収入、雑収入などの源泉徴収票や金額明細
6、国民健康保険や企業健康組合などの保険料支払い明細
7、やよいソフトからアウトプットした、貸借対照表、青色申告決算書、減価償却費の計算表、月次売上や支払い金額の表
8、マイナンバー番号(本人と奥様)
があれば、30分もあれば完了する。
まだ、申請されてない方はお早めに。。。
私の場合、車の車検代くらいは税金が戻ってきます(予定)。うっしっし。
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